マインドセット/カルチャー | ビジョン、デザイン、戦略、未来、中期経営計画、グローバル経営

(株)日仏経済戦略研究所

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マインドセット/カルチャー

まず、グローバルマインドセットですが、当社ではグローバルという次元は既に過去のもので、今はトランスナショナルと呼ぶのが適切であると考えていますので、トランスナショナルマインドセットと呼んでおります。これは日本人が外国人とビジネスをする、あるいは海外でビジネスをすることを想定したマインドセットを醸成、向上させるためのプログラムで、a) 日本に誇りを持つドメスティックレベル、b) 国境を越えることを意識するクロスボーダーレベル、そしてc) 地球全体でパフォーマンスを上げるために海外2カ国以上とネットワーク状に関わりを持つトランスナショナルレベル、この3つのステップを、質問と議論を中心としたワークショップ形式で進めていきます。
二つ目は、日本人との相互理解。これは外国人が日本人と仕事をするときのカルチャーに関して相互理解することを目指すプログラムです。日本企業が海外現地法人でのオペレーションにおいて、現地人・日本人間の理解が十分でないために起こる問題や困難は枚挙にいとまがないと思います。これは、現地人か日本人のどちらかというより、その両方に原因があると考えてほぼ間違いないと思います。ですから、現地人には日本人の特徴や働きぶり、また何故日本人がそのような特徴を持つに至ったかの背景、生い立ち、教育などについての理解を深めていただき、同様に日本人にも現地のカルチャーとその背景・理由についての知識を持っていただくことを目的にしております。これは、カルチャーだけを扱う場合もありますが、問題解決、戦略策定などと組み合わせ、実効性の高いプログラムをカスタマイズさせていただく場合もございます。また、現地人だけ、日本人だけを対象とするよりも、国籍混合で実施する方が高い効果が得られます。当社では特に日本と欧州に強い専門性を有しております。
3つ目はクリエイティビティーを発揮していただくプログラムです。デザイナー、芸術家、発明家で美術教育家でもあるイタリア人の異才、Bruno Munariが"Fantasia"という書籍の中で述べていますが、転覆・反転、類似、交換・代用、関連付け、この4つがビジネスにも応用可能な広義の創造性を発揮するための活動であると私たちは考えています。この考えに沿って、研究所、R&D部門、マーケティング部門などを対象に、トップマネジメントにプレゼンテイションするストーリーボードを最終アウトプットとしたワークショップ形式で行います。

プロジェクト事例

  • 1. トランスナショナル マインドセット(消費財メーカー、日本、英語)

    日本の消費財メーカーが毎年、英語力、特性などをベースに選出している若手の「グローバル人財」に対し、海外ビジネスを行う上でのマインドセット3つのステージの内、ドメスティック、クロスボーダーの2つをスコープとして、海外で日本人駐在員が良く聞かれる質問や日常考えておくべきことをベースに当社で設定した18の質問に対する回答を予め準備してきていただき、当社代表のファシリテーションのもと、ディベートとまとめを繰り返しました。言語は英語。
  • 2. 日本との相互理解 (自動車メーカー、フランス、英語)

    フランスの自動車メーカーのマネジメント向けに、日本の歴史、経済構造、産業特性、日本人の生い立ちや教育、日本人のカルチャーを説明した上で、日本のリーン プラクティスに関するワークショップを行いました。言語は英語。
  • 3. 研究テーマ創出のためのイノベーションワークショップ(電気メーカー、日本、日本語)

    日本の電気メーカーの研究所管理職向けに、外部ネットワークの充実、イノベーティブな発想、トップの承認を得るための論理・ストーリー建てとプレゼンテーションをアウトプットとしたワークショップを実施しました。言語は日本語。
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