ビジョン構築・デザイン思考 | ビジョン、デザイン、戦略、未来、中期経営計画、グローバル経営

(株)日仏経済戦略研究所

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ビジョン構築・デザイン思考

戦略が策定されても、それが全社に共感をもって理解されるとは限りません。夢を共有し、全社が同じ方向に向かって進んでいくためにビジョンが必要となります。ビジョンは、将来の環境要因や自社の方向性についてのイメージや叙述等の定性的側面と、大まかな数値目標である定量的側面が必要になります。10年後、20年後の自社の姿を語るとき、全社売上やその事業別内訳目標が示されるだけで社員が動くとは限りません。未来の世界、事業環境を想定し、当社の進むべき道をロジックとパッションで伝える必要があります。逆に、イメージや叙述だけで数値目標がなかったら、革新や成長を生む原動力が伴わないかも知れません。
非連続な中期、長期の未来を想定した上で、当社がどういう企業になるべきか、つまり「あるべき姿」を定性的、定量的に示し、将来それを達成するために、今何をやるべきかを考えるバックキャスティングが必要になるのです。
さて、それを実行するにあたってですが、企業グループ内の全社員のみならず、広く社会からの共感を得るためには、想定される未来、あるべき姿、今やるべきことをトップマネジメントがストーリーで語れることが重要です。ただ、トップマネジメントからミドルマネジメント、そして現場の隅々にまでビジョンを浸透させるためには、ビジョンが一方的な押し付けでなく、社員全員がエピソードを交えながら主体的にビジョンを語る場が必要になります。

プロジェクト事例

  • 1. ビジョン世界展開(日系精密機器メーカー、欧州・北米・インド・中国、英語)

    グローバル展開している精密機器メーカーの日本拠点、欧州拠点(ドイツ、イギリス、ポーランド)、北米拠点、インド、中国でビジョン浸透のワークショップを行なっています。全世界から集まった日本人・現地人役員を対象としたワークショップは2015年から毎年継続展開しています。言語は英語。
  • 2. グループ内ビジョン浸透(鉄道、日本、日本語)

    鉄道会社のグループ企業を含めたグループとしてのグループ経営を主題とし、一体感の醸成とビジョンを浸透させるためのワークショップを2016年から毎年実行しています。
  • 3.ビジョンと中期経営計画の策定(英系ITコンサルティング、日本、英語)

    中期経営計画策定プロセス刷新と、ビジョンの具体化を目的として、イギリス系ITコンサルティング会社日本拠点の社長、多国籍役員とともにワークショップ形式で実行しました。
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